「子供部屋を与えたものの散らかり放題で困っている」「何がどこにあるのか分かりにくい」という悩みを抱えているのであれば、子供部屋の断捨離を考えるタイミングかもしれません。
この記事では親子一緒に子供部屋の断捨離を行うためテクニックをまとめていきます。
スッキリしない子供部屋には断捨離が効果的?
子供部屋が片付かないのにはそれなりの原因があるものです。
子供に片付けや整理整頓を教えずにいると、そのまま習慣化して将来に悪影響を与えるかもしれません。
まず、片付けられない原因をしっかりと抑えて、その上で断捨離の考え方を教えて行きましょう。
子供部屋が散らかってしまう原因はさまざま
「ランドセルを投げっぱなし」「洋服はぐちゃぐちゃで本や漫画も山積みになっている」このような状態になっている家庭も少なくありませんが、そもそも子供部屋が散らかってしまう原因はどこにあるのでしょうか?
- 使った後に元に戻す場所がルール化されていない
- おもちゃや服など分類分けして収納していない
- 子供部屋の許容量を超えた物がある
- 散らかっている状態が続き、片付けないことが習慣化してしまう
こういった原因は、大人でも「ハッとさせられる」かもしれません。
まして、幼い子供は片付けや掃除の正しい方法を知らないため「これがいつもの自分の部屋」だと思い込んでしまいます。
このような状況を改善するには、片付けのルールを作り、物を分類分けして、部屋の許容量に収めることをする、という対策が必要です。
子供部屋を断捨離するメリットは5つ
思い切って子供部屋を断捨離することで、どんなメリットが得られるのでしょうか?
ただ散らかっているからヤルというわけではなく、あらかじめ断捨離のメリットを知っておくと親子ともにやる気が出ます。
- 探し物が見つかりやすくなる
- 遊べるスペースが増える
- 片付けや掃除の方法を学べる
- 精神的な落ち着き・ゆとりを持てる
- 物を大切にするようになる
子供にとって暮らしやすい環境になるだけではなく、精神的なゆとりを感じられるようになるのは大きなプラスになります。
また、親子で一緒に片付けや掃除をするのは貴重な体験にもつながります。
子供部屋を断捨離するには事前準備が大切
無計画に勢いで断捨離を始めると、途中で上手く行かなくなることもあります。
断捨離を始める気持ちが湧いたら、焦らずに事前準備をしっかり整えましょう。
断捨離をする前にどんな部屋にしたいのかを決める
断捨離をする前に、親子でどんな部屋にしたいのかをまず、話し合ってみましょう。
このとき大切なのは、大人の目線ではなく子供の目線で「こんな風にしたい」という声にも耳を傾けることです。
たとえば、「学習机の側に本棚を置きたい」とか「大切なおもちゃはこの箱に入れたい」といった声は汲み取るようにしましょう。
また、子供のものはすべて子供部屋に置くというルールを作ることも大切です。リビングやキッチンとあちこちにものを置いてしまうと、物が散らかりやすくなるばかりか、自分の部屋を片付ける意識が薄れてしまうこともあります。
3歳未満の子供などまだ幼い場合は、上手く声を聞くことができないかもしれません。その場合は親であるあなたの判断で進めましょう
断捨離の段取りを決める
ここからは具体的な断捨離の段取りを説明していきます。
子供の時間を確保できる春休み・夏休みに行う
断捨離は思った以上に時間がかかるため、長期に渡って子供の時間が確保できる春休みや夏休みに行うのがおすすめです。
時間が確保できない時に無理に断捨離を進めると、物があちこちに溢れかえり、今よりも更に散らかった状態で生活しなければならず反感を買う可能性があります。
宿題や勉強の合間に息抜きとして行うのもおすすめです。
物を仮置する場所を決めてから始める
子供部屋を片付ける時に、まず仮置する場所を確保しておきましょう。
子供部屋が狭いのであれば別の部屋に運ぶ必要がありますが、収納されている物を取り出すと意外とその量が多いことに驚かされます。断捨離をスムーズに進めるにはどんな物があるか全体像を理解する必要があるため、充分なスペースを確保することは欠かせません。
捨てるものと残すものの線引きを明確にする
捨てるものと残すものを区別する際にその線引きを明確にしましょう。
分類のルールをしっかりと決めることで、必要な物を選び取る意識が芽生えてくるようになります。
またこのとき、分別するためのダンボール箱や袋を事前に用意しておくと片付け中に物が散乱せず済みます。
断捨離の具体的なテクニック
断捨離の計画ができたら、以下のテクニックを参考に断捨離を進めていきましょう。
あなたの気持ちがブレてしまうと、子供にも影響が出てしまうため、これから紹介するテクニックから脱線せずに進めることが大切です。
子供部屋のものをすべて出す
まず、子供部屋や家の中にある子供に関するものをすべて出して集めます。
おもちゃや本・雑誌類、紙類、小物など雑多になりますが、ひとまず全体像を確認することが大切です。
もし、置く場所が足りないのであれば、子供部屋を優先し、ほかの部屋は小分けにしながら出していきます。
出したものを2つに分類する
取り出した物を「残すもの」と「捨てるもの」に仕分けます。が、決める際には上記のようにどちらに当てはまるかを考えて大きく2つに分類していきます。
- 今使っているもの・将来使う予定があるもの・思い出があるものは残すもの
- 今使っていないもの・将来使う予定がないものは捨てるもの
また、この時にぜひ意識して欲しいポイントが2つあります。
- 「残すものは決められた箱・袋に入る分だけ」
- 「ぬいぐるみは3個だけ」
このようにルールを決めると本当に必要なものを判断する能力が養われ、子供なりに捨てる・捨てないを意識するようになります。
なお、捨てるものの中に買取してもらえるような物があればリサイクルもおすすめです。
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いらないものの判断は子供に任せる
おもちゃなどいらないものを選ぶ判断は、思い切って子供に任せてみましょう。
「ほとんど捨てなかったらどうしよう」と思うかもしれませんが、捨てる・捨てないの見極めは使う本人に任せるのがベストです。
また、明らかに使う可能性のあるものを捨てようとしている場合は、一度別の場所で保管しておくという手もあります。
子供の判断を否定するのではなく、サポートするという気持ちでいるとお互い気楽に断捨離を進めることができます。
最終的に収納スペースへ収まる荷物量にする
物を残すもの・捨てるものに分類したら、次は収納です。
断捨離は今ある収納スペースに余裕を持って収めるのが鉄則です。
あまりに詰め込みすぎると、他のものを取ったときに崩れてきて危ないですし、足元に置いておくことはまた散らかってしまうきっかけにもなりかねません。
着る機会が無い子供服は捨てる
昔の子供服は思い入れのあるものなので「リメイクしたい」「大切に取っておきたい」と思うかもしれません。
ただ、色々残しすぎるとキリがないので、用途が決まっている服以外はこの機会に捨てたほうが賢明です。
また、少し古い程度の服は子供と一緒に確認しながら捨てましょう。
兄弟相部屋の場合は工夫を凝らして収納する
子供部屋を兄弟で一緒に使っている場合、収納する時の取りやすさを考慮してあげましょう。
身長差があれば、それに応じた位置の収納場所をそれぞれに割り当ててあげると出し入れしやくなります。
また、共用するものは中央部分へ、それぞれの持ち物は学習机やベッドに近いところへと配置も工夫してあげるのがおすすめです。
兄弟間で収納場所を巡って喧嘩をしないように配慮してあげることも大切です。
おわりに
「子供だから散らかすのは当たり前」と諦めてしまうと、片付ける習慣がつかないまま大きくなってしまいかねません。
片付けの大切さや掃除の気持ちよさ、物の大切さを教えるためにも断捨離の経験は必要不可欠です。
ぜひ、この記事のテクニックを参考にして断捨離をやり遂げましょう!
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