手持ちのCDをなかなか断捨離できない。そんな悩みを抱えていませんか?
インターネットで気軽に音楽を聴ける時代になりましたが、過去のCDを捨てようとすると抵抗感を感じる人は少なくありません。
そんなときは、音楽だけを手元に残す「データ化」に挑戦してみませんか?
この記事では「パソコンが苦手!」と言う人でも手軽にCDをデータ化する方法についてご紹介したいと思います。
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CDをデータ化するとたくさんのメリットがある
断捨離を進めていると昔のCDがたくさん見つかり、捨てようか残そうか困ってしまうことってありますよね。
本や雑誌なら比較的すんなり処分できますが、音楽となると思い出の一部になっている場合もあり、なかなか捨てることが出来ません。
そんな時は音楽の「データ化」がおすすめです!データ化することでさまざまなメリットがあります。
CDを入れていた分の収納スペースが確保できる
CDをデータ化することでかなりの収納スペースを確保できるようになります。
音楽が好きな人なら数十枚程度で収まらず、数百枚以上のCDを持っているかもしれません。どうしても形として残したいものだけを除いてデータ化することで、すっきりとした環境を作れるでしょう。
データ化すれば散らかることがない
CDのケースと本体がそれぞれ行方不明になってしまうことってありませんか?
特に車へCDを持ち込んでいると、ケースが行方不明になりがちです。
USBメモリやSDカードを使って音楽をデータ化をすることで紛失防止の効果が期待できます。またこれにより、部屋が散らかる心配もなくなります。
いつでも好きな音楽を素早く聴ける
CDをデータ化すると、いつでも好きな音楽を素早く聴けるようになります。
CDがたくさんある場合、聞きたい音楽をその中から探し出すのは時間がかかり、なかなか見つからないこともあります。
CDをデータ化する方法の一例
ここからは、実際にCDをデータ化する方法を紹介していきます。
Google Play Musicを活用する
インターネットに接続できる環境があれば、Google Play Musicを使うと便利です。
無料版と有料版があります。これまで持っていたCDをデータ化することが目的なら無料版でも十分です。4000万曲以上の音楽を広告なしで聴き放題、YouTube Music Premiumも登録可能という点に魅力を感じるのであれば有料版もおすすめです。
音楽CDのアップロードは最大で5万曲まで出来ます。Google Play Music の使い方で詳しく紹介されているので、参考にしてみてください。
パソコンを使って録音する
CDをデータ化するには、パソコンを使うのが簡単です。
Windowsであれば以下の手順を行うだけで簡単にデータ化することができます。
- CD/DVDドライブにCDを挿入する(無い場合には、外付けのドライブが必要)
- Windows Media Playerを起動する
- Windows Media Playerの「CDの取り込み」をクリックする
たったこれだけの手順で、目的のCDをデータ化することができます。スマホで聴く必要がないのであれば、この方法が一番簡単です。
NASで音楽を配信する
NASとは家庭内のネットワークで音楽を配信できるハードディスクのことです。最近ではNASを使うことによってCDの断捨離に成功している人も現れています。
NASと似たようなものに外付けのハードディスクやUSBメモリがありますが、以下のような違いがあります。
- 外付けハードディスク:1台のパソコンとだけ接続可能
- NAS:家庭内のネットワーク(Wi-Fi等)を使って複数のパソコン・スマホ・タブレットと接続可能
NASのメディアサーバー機能によって、同じネットワークにつながったタブレットやスマホで、家中どこからでも音楽、動画を楽しむことができます。
自分でNASを購入して設定する必要があるので、大量の音楽CDをデータ化しようと考えている人、ある程度パソコンの操作に慣れている人におすすめです。
スマホで聴くにはどうしたらいいの?
今持っているCDをスマホで聴くためには、先程紹介したとおりまずパソコンを使って録音する必要があります。
- 音楽CDからパソコンにデータを取り込む
- スマホにデータを移動する
基本的には上記の流れでデータを移動します。iPhoneとAndroidでは手順が異なるため、以下の説明を参考にしてください。
iPhone
iPhoneの場合には、「iTunes」という音楽管理ソフトを使います。
- 「iTunes」を起動して、パソコンにCDをセットする
- CDの曲リストが表示される
- 「iTunesライブラリに読み込みますか?」のメッセージが表示されたら「はい」をクリックする
- メッセージが表示されない時は、「インポート」をクリックする
- インポート方法を確認して「OK」をクリックする
パソコンの中にあらかじめ保存している音楽データがあれば、iTunesのミュージックライブラリの画面にドラッグ&ドロップするだけで簡単に登録できます。
次に音楽データをiPhoneに移動します。今回はiPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぐ方法で説明していきますね。
- iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつないでパソコンのiTunesを起動する
- iPhoneの形状のアイコンをクリック → 「概要」をクリックする
- 左側のメニューの「ミュージック」をクリックする
- 「音楽を同期」にチェックを入れる
- iTunesの左下「同期」をクリックする
- しばらくするとデータの同期が完了する
その他、iPhoneではWi-Fi接続で音楽データを送ることもできます。USBケーブルを接続する必要がないのでより手軽にできます。
Android
Androidの場合は、Windows Media Playerを使います。
- 「Windows Media Player」を起動して、パソコンにCDをセットする
- CDが読み込まれ曲が表示されるので、取り込む曲にチェックする
- この時、「取り込みの設定」 → 「音楽の取り込み」タブ → 形式がMP3になっているかを確認する
- 「CDの取り込み」をクリックする
Androidの場合、音楽を移すためにいくつかの方法がありますが、今回は直接フォルダから入れる方法を説明します。
- スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぐ
- スタートからコンピューターを開き、Androidの端末のフォルダがあるのを確認する。
- 「MUSIC」フォルダを開く
- すでにパソコンに取り込んでいる音楽データを「MUSIC」フォルダにコピーする
その他には、Windows Media Playerを使う方法や転送アプリを使う方法があります。
いらなくなったCDの処分は宅配買取がおすすめ!
CDを処分するなら一気に処分したいですよね。フリマアプリやネットオークションで売る場合、手元に置いてある期間が長くなり断捨離の妨げになる可能性があります。
その点、宅配買取は一括処分に強みがあります。不要なCDを準備し、宅配便で業者に送って査定してもらうだけで一気に片付けられます。基本的な相場は決まっているので、想像以上の買取額が出ることはあまりありませんが、手間暇かけずに少しでもお金が欲しいという人には宅配買取をおすすめします。
たとえば「もったいない本舗」というお店では、集荷用のダンボールと送料が無料で気軽に買取を試すことができます。

CDは20点前後から買取しておりDVDやゲームソフトの買取にも対応しています。査定に納得できなかった場合の返送料も無料なので、色々なCDを一気に処分したいという人は利用してみると良いでしょう。
おわりに
CDのデータ化は、想像以上に簡単なのでぜひお試しください。手元に形として残しておきたいものもハッキリするので整理整頓が行き届くようになります。
捨て方を工夫するといらないものがお金に変わったりもするので、この記事を参考にぜひ試してみてください。