「もしかしたら自分の部屋は汚部屋なのかも?」と気になって仕方がない人いませんか?。
「部屋が片付かなくて落ち着かない」「片付けてはいるつもりだけど本当にきれいな状態かわからない」など、部屋の散らかり具合の感じ方には個人差があります。
この記事では、部屋の汚れ具合のレベルを具体例を交えながら紹介するとともに汚部屋からの脱出法を解説します。ぜひ、参考にしてみてください。
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汚部屋レベルチェック
まず、自分の部屋が汚部屋かどうかをチェックしましょう。思い当たる項目が多ければ多いほど、汚部屋のレベルが上がります。
チェック項目 |
解説 |
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洋服が散乱したり、時々衣類の山が崩れてしまう |
脱いだ洋服をソファーや床に置きっぱなしにしていませんか?一枚程度ならまだしも、何枚もの洋服が散乱していたり、積み重ねられた衣類の山が崩れてしまったりするようなら汚部屋ポイントです。 |
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リモコンがどこにあるのか分からない |
リモコンが新聞の下に隠れて見つからないくらいなら問題ありませんが、相当探さないと見つからないと言うのは、物が散らかっている証拠です。 |
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中身の分からないダンボール箱がある |
中身の分からないダンボールがあるのは、物を把握ができていないことの証拠です。 |
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飲み残しのペットボトルがある |
飲み残したペットボトルを放置してしまうと変質します。衛生的にNGなので汚部屋ポイントになります。 |
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変な臭いがしている |
部屋に入ると変な臭いがするのは、掃除が行き届いていなかったり、食料品を腐らせてしまっている可能性が大です。野菜も常温で保存し続けると腐ってしまうことがあります。 |
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探し物が部屋のどこにあるのか見当つかない |
部屋の中で物を探すことは誰でもあります。しかし、探し物がどこにあるのか見当がつかない状態になると、部屋に相当物が溜まっている可能性があります。 |
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使わないものでも捨てられない |
いつまでも使わないものを捨てられない人は注意が必要です。使わないのに残したままにしておくと部屋が乱れて汚くなってしまいます。 |
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バッグの中身を整理していない |
片付けが苦手な人は普段持っているバックの中身を整理出来ていないのではないでしょうか。都度中身を整理をしていないと不要なものまで持ち歩いてしまい、取り出すときにも時間がかかってしまいます。 |
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人が来なければ掃除をしない |
「誰も来ないのだから散らかっていても気にしない!」と言う考え方を持っていると、誰かこない限り掃除が出来なくなります。この習慣があると、あっという間に汚部屋になってしまうでしょう。 |
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部屋を歩く時に足の踏み場がない |
さらに汚部屋のレベルが上がってくると、部屋を歩く時に足の踏み場がなくなります。 |
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部屋の汚くてうんざりしている |
外出先から帰って部屋に足を踏み入れようとした時に、あまりにも汚くてうんざりしているなら汚部屋化が相当進んでいる証拠です。リラックスするための家に戻ったのに、嫌悪感を抱くほどの部屋は汚部屋と言って差し支えないかもしれません。 |
自分の部屋は汚部屋?レベルを確認
自分の部屋はどんな状態なのかを、まず1~5までの汚部屋レベルで確認してみましょう。前述のチェック項目を意識した上で、以下のどのレベルに入りそうか考えて見てください。
レベル1
今は散らかっているものの、ゴミを捨てて物を少し片付けをすれば元に戻る状況です。人が来るにしても短時間で片付けることができます。
当物の定位置も決まっており、元に戻せば良いだけなので生活に対する影響もほぼありません。
レベル2
家の中に物が多いと感じており、かつ、行動を起こしてはいない状態です。
「いつか片付ければ暮らして行くには不自由していない」というレベルなので、生活に対する大きな影響もありません。
レベル3
家の中で使われていない部屋や収納がたくさんあり、どこに何があるのか全て把握できていない状態です。片付けは必要だと思っているけれど行動が伴わず、このままでは人を招くことが出来ないと感じます。
「ウチは汚部屋になっているのでは?」と勘繰り始めている時期ですね。このレベルは生活に影響が出始める前段階に当たります。
レベル4
物が床に落ちていたり悪臭やカビが発生していたりすると、明らかに汚部屋化しています。
衛生面だけではなく、探し物は日常茶飯事で生活への支障が出てしまいます。大事なものを紛失したり仕事にも悪影響が出たりするので、生活に対する影響も出てきてしまいます。
レベル5
さらに、物の大半が本来置かれるべき場所にないと完全なる汚部屋です。
こうなると、家の中だけではなく屋外まで物が散乱するようになってしまいます。カビや害虫の発生、食品の腐敗などが複数起こっているために「ゴミ屋敷」に近い状態になり、生活に対する影響も顕著になります。
汚部屋レベルに応じた脱出方法は?
「部屋が汚い」「家の中が散らかっている」感覚は個人差があります。先ほどの、汚部屋のレベルからどれに当てはまるのかを把握した上で、汚部屋のレベルにあった脱出方法を試してみましょう。
レベル1はゴミを捨て物を元に戻せばOK
ゴミがあれば捨てて、物は決まった置き場所に戻せば部屋は片付きます。
雑然としていると思う時があっても、ゴミを捨てたり、物を元に戻したりする習慣をつけると散らかった部屋から脱出することは難しくありません。
- 無意識で置いてしまっている
- 1つの行動を終えないまま別の行動をとっている
この2つを意識するときれいな状態を保ちやすくなります。
レベル2は必要なものから残すように意識を変える
物の多さを実感しながらも「収納が上手く行かない」「片付けができないのはどうして?」と悩んでいるようなら、必要なものから残すように意識を変えてみてください。
どんなジャンルの物が多いのかを自覚できるようになると、その中から本当に自分にとって必要な物を見極められるようになるからです。
- 捨てるものを選ぶのではなく残すものを取り出す
「捨てないとものが増えるばかり」と捨てることばかりが目的になると、もったいなさを感じて片付けが進まなくなるかもしれません。必要なものは何なのかを知ることに意味があるのです。
レベル3は期限を決めて片付けの意欲をあげる
このレベルでは、汚部屋に対する懸念はありながら生活自体はできているので、具体的な期限を決めて片付けの意欲をアップすることが大切です。何があるか分からない部屋や収納を見るのは気が滅入ってしまいますが、放置するとさらに物が増えて自分が圧迫されてしまい、生活に支障が出てしまう恐れもあります。
- 片付けの意欲を上げるために期限を決める
- 専門業者に片付けを依頼することも考えてみる
部屋を片付けるには、自分なりにモチベーションアップを目指すことが欠かせません。また、このレベルでプロの片付け業者に依頼することも一案です。この段階なら費用や時間もそれほど大きな負担にはならないからです。
レベル4~5は生活に支障が出ているので早急に業者へ依頼する
さらに汚部屋レベルが進むと生活に支障が出てしまい、いざ自分で片付けようと思っても手もつけられなくなってしまいます。
片付けができていないことに何らかの理由があるのも明らかです。高齢になり体や気力が衰えているなどありますが、それ以外に以下のようなケースも考えられます。
- 物のためこみ癖(強迫性ホーディング)
- 発達障害
- うつ
- 大切な人との死別・悲嘆
- 不安障害
- 身体障害
片付けられないのは「怠けている」「だらしがない」など性格から来ているように考えがちですが、そうではないケースもあります。
便利屋の他、ハウスキーピングなど片付け業者に依頼することで、汚部屋からの脱出が図れます。
心身の状態によって慢性的に片付けに支障が出ていることを理解してくれる人がいれば、本人の力になれるのでより望ましいです。
おわりに
あなたの部屋は、汚部屋レベルのいずれに該当していたでしょうか?
汚部屋のレベルを紹介しましたが、レベルが上がってしまうと片付けや掃除の難易度も上がってしまいます。できる限り自分で対処できるうちに片付けてしまうのが無難です。
汚部屋から脱出するために今できる片付けから始めてみましょう。また、自分で片付けができないレベルになっている時は、片付け業者の利用を早めに検討してみるのが賢明です。