お皿は割れたり、欠けたり使えなくならない限り処分のタイミングが難しいもの。
また処分するタイミングが難しい故にどんどん増え続けてしまるものの代表格です。食器棚がパンパンで使いにくい!とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな食器棚をスッキリさせるべく、お皿を断捨離する上でのポイント7つをご紹介します。
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なぜ断捨離?お皿を捨てるメリット
なかなか処分するタイミングが難しいお皿ですが、そもそも断捨離するメリットは何でしょう?メリットを知ると断捨離のスピードが格段にUPしますよ。
食器棚がスッキリして使いやすくなる
一番のメリットはずばりこれです。
お皿の数が多いと食器棚の高さいっぱいに何枚も積み重ねていると思います。
積み重なった下の方のお皿を使おうとすると、上のお皿をよけて・・・とワンアクション増えます。更に後ろの列の食器を使おうとすると、前の列のお皿を一旦出して・・・と更にもうワンアクション増えることに。
手が入る位空間に余裕がある食器棚だと、使う時はもちろん洗って収納するときも楽になります。
時間や手間の節約になりイライラが減る
家事においてワンアクション増えるということは、その分手間も時間もかかるということです。
特にお皿は食事の度に使用するモノで、出すと片付けもセットでついてきます。
1日3度の食事の度に、その手間が発生すると思うと考えるだけで憂鬱ですよね。出し入れしやすい食器棚であれば手間が減るので、地味ですが家事のストレスが軽減されます。
また、お皿というモノの特性上、割れないように出し入れする際は気を遣っているのではないでしょうか。お皿の数が少なく出し入れしやすい食器棚であればそのストレスから解放されます。
断捨離すべきお皿のポイント7選
どのようなお皿から断捨離していけば良いでしょうか?具体例をご紹介します。
欠けている・ひびが入っている
まず手を付けやすいのが、欠けていたり、ひびが入っているお皿です。
使う際に怪我をする危険もある上、洗い物の途中などのちょっとした衝撃で割れてしまうこともあるため、完全に壊れていなくても処分したほうが良いです。
最近使っていないお皿
好みが変わったり、子どもの成長にあわせていらないお皿が出たという場合は捨ててしまいましょう。
お皿も家族の年齢や人数ライフスタイルによって、必要な枚数や種類が変わってきます。今の生活に合った状態に柔軟に対応していくことが大切です。
食器棚の整理をしていると、掘り出し物的に使っていないお皿が出てくることがあります。「今使いたい!」と思えるモノであれば残しておいても良いでしょうが、そうでなければこれも処分することをおすすめします。
食洗機で洗えないお皿
食洗機を使用している場合は、ぜひこの選択肢も入れて断捨離をすることをおすすめします。
「食洗機で洗えないとなるとどうしても手洗いをしないといけない・・・」
筆者の場合ですが、どんなに素敵な食器で料理とマッチしていても、食洗機で洗って少しでも楽したいという気持ちが上回ってしまい、自然と使用頻度がゼロになります・・・。
料理にこだわりがある人や、お皿に強いこだわりが人であればいいですが、筆者のように「楽をしたい」、「なるべく家事に時間や手間をかけたくない」という人は、食洗機不可のお皿も処分しましょう。
結局使わないのであれば、無いのと同じことです。
家族の人数を超えるお皿
基本的には家族の人数を超えるお皿は処分しても問題ありません。
どうしても来客分は残しておきたいという場合は、ご飯茶碗と汁椀のみ余分に持っておきましょう。その他の小皿や小鉢などは、他のお皿を使ったり盛り付け方を変えたりすることでいくらでも代用が効くので、処分することをおすすめします。
また、家族の食事スタイルで必要なお皿の種類と数は変わるため、スタイルに合ったお皿がどれなのかを確認することも必要です。
来客用に保管しているお皿
頻繁に来客があるのであればまだしも、年に数回の来客のために貴重な食器棚のスペースを取っておく必要はありません。
お客さんに出しても恥ずかしくないお皿を残しておきたいという場合は、来客用を普段使いにしてしまうことをおすすめします。
普段から良いお皿を使うことで生活の質が上がったように感じられると思います。来客時に使用しても「これ、普段から使っているな!」と思われることはまずありません。
似たようなデザイン・用途のお皿
どうしても好みのデザインのお皿が集まってしまうのは仕方がない面があります。
しかし全て同じような頻度で使っているのでしょうか?どうしても1軍、2軍と使用頻度に差は出てきます。まずはそれを把握し、2軍から手放すようにしていきましょう。
もらったお皿
もらった食器の代表格は引き出物、景品、粗品です。
引き出物であれば、ブランド物である場合が多くデザインが気に入れば今あるお皿と入れ替えても良いでしょう。
その他の景品や粗品としてもらったお皿は、今まで使っていないのであれば必要がないモノといえます。
企業のロゴや名前が入っていたりと、なかなか使う時がないのであればきっぱりと処分することをおすすめします。
お皿を捨てるのはもったいない?
壊れていないだけに処分するには罪悪感に似た気持ちもあると思います。罪悪感を感じたときに取り入れて欲しい考え方と対処法をご紹介します。
本当にもったいないのは使わないこと
使っていないお皿を捨てることに罪悪感を抱いた時、考えて欲しいのが「本当にもったいないとは?」ということです。お皿としての役目を果たすことなく食器棚の奥で眠っていることこそ「もったいない」のではないでしょうか。
普段使いできるデザインであれば、ぜひ普段使いをしましょう。
そうでなければ不要なモノで自分たちの暮らしを圧迫させる必要はありません。お皿にとっても「邪魔だな・・・」と常に思われているのは本望でしょうか?
本当に気に入ったものしか買わなくなる
「あったらいいな」と軽い気持ちでついついお皿を増やしてしまいがちですが、処分するときは「もったいない」「申し訳ない」とネガティブな気持ちと向き合わなければなりません。
この経験をしっかり反省すると、本当に気に入った物しか買わなくなります。
また、断捨離する手間やネガティブな気持ちを考えると、簡単に物を増やすことを躊躇するようになります。苦い経験を今後に活かしていきましょう。
ブランド食器であれば売って足しにするのもあり
引き出物でもらったブランド食器。まだ新品で箱もついているので捨てるには忍びない・・・という場合は、売るという選択肢もアリです。
バザーやフリマアプリ、リサイクルショップに持ち込むこともできますし、買取サービスを利用して処分するという手もあります。
お金にもなり、食器棚もスッキリ、気に入った誰かが使ってくれると思うと一石三鳥です。
もし、断捨離を早く終わらせたい場合は、一括処分できる宅配買取や訪問買取を利用するのがおすすめです。
おわりに
お皿を処分する上での7つのポイントをご紹介しました。
食器棚がいっぱいだと、出すのもしまうのも面倒くさくなり、「使うのはいつも同じお皿・・・」「出したりしまったりが面倒」ということになりがちです。
今回ご紹介した方法をぜひ実践して、使いやすい食器棚にしてくださいね。