「モデルルームのようなおしゃれな部屋にしたい!」と断捨離をスタートしたものの、物を捨てる基準がわからないと感じたことはないですか?
捨てる捨てないを感覚で決めていると、間違って必要な物まで捨ててしまう危険性があります。また作業が捗らずいつまでも片付かない部屋になることもあるでしょう。
そこで今回は物を捨てる基準と断捨離が楽に進むようになるちょっとしたコツをお伝えします。
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物を捨てる前の準備
料理をする前に下ごしらえをしておくと、美味しく出来上がり効率的に作業もできます。
断捨離も同様に捨てる前の準備が鍵であり、準備をしっかりするとスムーズに進みます。
ここからは物を捨てる前に準備しておきたいことをお伝えしましょう。
断捨離したい理由を考える
まずは「なぜ断捨離したいか」を考えましょう。
ダイエットする時にただ「やせたい!」と決めて意外と続かないもの。その理由は目標を達成した後の着地点が抽象的だからです。例えば「理想の体型になって同窓会に行く」「夏に大胆な水着を着たい」のように具体的に目標を決めると成功できます。
断捨離を行う場合も同様で、取り組む前に理由をはっきりさせることが大切です。
断捨離を行うことで、どのような状態になりたいかを考えましょう。物を捨てる必要性と理由がはっきりすればするほどやる気も持続します。あなたが部屋を片付けることで、家族が見習うきっかけにもなるでしょう。
理想のスタイルを決める
物を減らせば部屋はすっきりしますが、ただやみくもに捨てるのは危険です。考えずに捨てると後から後悔することにもなりかねません。
断捨離は捨てるだけの作業ではなく「何を残すのか?」が重要だと知りましょう。
断捨離が終わった時に残ったものが、あなたの毎日を彩る理想のスタイルです。
あなたの部屋にあるものが、あなたの思考を左右しているといっても過言ではありません。洋服・靴・バッグなど身につけるもので気分も変わります。好みのファッションによって心も左右されるものなのです。
また、カーテンやベッドなど目に映る色はカラーセラピーにもなるためしっかり選択することが大切です。
元気になる色、落ち着く色を選ぶだけで気分が変わります。断捨離後のコーディネートを考えながら取り組むとより楽しくなるでしょう。
理想のスタイルを決めれば、片付けもスピーディーに進みます。
捨てたときにリスクを考える
部屋の中には捨てたら後悔するだろうと思う物もあると思います。
例えば記念の品、思い出の品、大切な人にもらったプレゼントは「せっかくもらったのに捨てるのは申し訳ない」と悩んでしまいます。
そんなときは、判断できない物を「保管する」というルールを作ります。
断捨離では無駄に迷わないため、マイルールを決めることが大切です。
また本を断捨離した場合、あとから読み返したくなることもあります。そんなときは、Amazonなどで簡単に再購入できるので安心してください。サイン本や絶版の本など二度と手に入らないものだけ保管するというルールを作るのも断捨離のテクニックの一つです。
物を捨てるときの基準
物を捨てる前の心の準備や理想のスタイルがわかったところで、ここからは物を捨てる時の基準をご紹介しましょう。
自分なりのルールを明確にすることで、時間短縮にもつながります。
片付けるより捨てるを優先
断捨離を行うとき「きれいに片付ければ捨てなくて済む」と思う気持ちが芽生えることもあるでしょう。
すべて残しても理想的な部屋になるのであれば、無理をすることはありません。断捨離は捨てる作業でもあり、残す作業でもあるからです。
ただ絶対量は変わらないので、部屋をスッキリさせたいなら捨てることを優先しましょう。
断捨離を行うと決めたら箱を3つ用意して「捨てる」「残す」「保留」を作り、それぞれに仕分けるようにするとスピードアップが図れます。
見た目にときめくかを考える
箱を3つ用意して「捨てる」「残す」「保留」に仕分けながら作業を進めると、なかには判断できない物も出てくるでしょう。
そんなときは、迷ったときは「見た目にときめく」かどうかを考えます。
これは近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片付けの魔法」で有名になったフレーズです。判断基準は持っていると幸せな気分になるかどうかです。
それでも判断できなければ、「お店で売っていたら買うかな?」と考えることです。洋服なら鏡の前で着たり、外に出かけてみたりすることをおすすめします。着た時に感じる気分が具体的な答えとなってあなたに教えてくれるでしょう。
1年以上使ってないものは捨てる
思い出の品などは別として、服や小物などで1年間使っていないものは捨てましょう。
1年間使っていないものは、なくても困らない物です。また壊れているのに保管している物も一緒に捨てるようにしましょう。
代用できるものは捨てる
キッチン用品で多いのが、同じような形の鍋やフライパンです。
用途別に購入してみたものの、使っていない物もあるでしょう。一般家庭にあるコンロは3~4口程度なので、たくさん持っていても使えません。吟味して捨てることをおすすめします。
また文房具も増え続ける物の一つです。
特にペンはキャンペーンやイベントで貰ってストックしていることを多いと思います。捨てるのはもったいないと思うなら、使う用に3本、予備に3本など必要数を決めて残りは処分しましょう。
あわせて今後は貰わない習慣を身につけることもおすすめします。
紙資料は基本即捨てする
学校からの手紙、会社の資料、送られてくるDMなど、紙資料は気づくと増えてしまいがちです。
請求書など保管が必要なものはファイリングして、それ以外は読んだら即捨てましょう。日頃から捨てる習慣がつくと、部屋を片付けやすくなります。
物を捨てる方法
捨てる前の準備、捨てる基準が分かったところで、ここからは物を捨てる方法をご紹介します。
ただ捨てるだけではなく、有意義に処分する方法も検討してみましょう。
自治体のゴミ回収で捨てる
一般ごみはもちろん、自分で処理できない粗大ゴミなども手数料を支払えばお住まいの自治体で収集してくれます。
自治体が開設しているホームページなどで確認し、指定された回収日に排出しましょう。また図書館などの公共施設では、電池や小型電子機器を回収するボックスが用意されていることもあるので積極的に利用しましょう。
人に譲る
物を捨てるときの選択肢として人に譲るという方法もあります。
「まだ使えるのに」とためらいを感じる物もあるでしょう。子供が使わなくなったおもちゃや小さくなった服などは、親戚や近所の方に譲ると喜ばれることも多いものです。
また「ジモティ」などの無料の広告掲示板を利用して譲るのも一つの方法です。基本的に引き取りに来てもらうことが前提なので、送料などがかからず便利といえるでしょう。
フリマ・ネットオークションで売る
写真を撮って文章などを入力するなど、一手間かかりますがフリマアプリやネットオークションで売ることもできます。
「メルカリ」「ヤクオフ」「ラクマ」などのサービスは個人でも簡単に物を売ることができ、家にいながら作業できるので便利です。
買取サービスを活用する
フリマやネットオークションが面倒と考えるなら、宅配買取サービスがおすすめです。
「
リコマース宅配買取サービス
」はアマゾンのアカウントさえ持っていれば利用できる宅配買取サービスで、小型家電や趣味の品を売るのに最適です。査定金額はアマゾンギフト券になるので、利用しやすさ抜群です。
電子化する
写真、資料、書類などを電子化するという方法もあります。
データをCDにコピーすると量を減らすことができます。またEvernoteやDropboxなどのクラウドサービスに取り込むこともおすすめです。
書類をデジタルデータ化するといつでも閲覧できるので、仕事で使う人にも便利です。
本は手触りが好きだから、買って読みたいと思う人も多いでしょう。
その場合、雑誌だけは電子書籍で読むことをおすすめします。月額制雑誌読み放題のサービス、「dマガジン」「楽天マガジン」などを利用すれば、シンプルライフを保つことができます。
おわりに
今回は断捨離で大切な物を捨てる基準についてお伝えしました。
「物を捨てる基準」と「捨てる方法」を理解して実践することで、より部屋がシンプルに片付きます。
また部屋が片付くことで、お掃除や探し物に費やす時間も断捨離することができます。
あなたの理想の生活スタイルを実現するために、是非参考にしてみてください。
自宅に居ながらいらないものをラクラク買取してもらえる!?
本・家電・趣味の物が沢山あって捨てるのが大変だし、やっぱり少しもったいない・・・。
断捨離に熱意を持ってどんどん捨てていけるというのは理想的ですが、やはり捨てるのは億劫ですし、何でもかんでも捨てるのはなんだかもったいない気もしますよね。そんなときは宅配買取を使うと、家にいながらいらないものを処分できて、おまけに次に買い物をするときの資金源もゲットできちゃいます!

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