引っ越しのために荷造りをしていると、思っていたよりも荷物が多くてびっくりするということってありますよね。実際に業者から見積もりをしてもらうと、料金が高めで焦ってしまったという人もいると思います。
なるべく荷物を減らすと楽に引っ越しができますし、お金の節約にもなります。そこで、今回は引っ越しの荷物を減らすコツをご紹介します。
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引っ越し荷物量の平均と料金の相場は?
荷物の量は人と比べられる機会がないため、自分の荷物が人より多いのか少ないのかわかっている人はほとんどいないと思います。
引っ越し比較・予約サイトの「引っ越し侍」では、引っ越しをするときに使う段ボールの個数について以下の結果が出ています。
人数 1人 2人 3人 4人 5人以上 9個以下 24.6% 6.9% 4.8% 3.5% 3.8% 10個 29.1% 11.4% 7.0% 5.8% 6.1% 15個 24.7% 9.6% 6.3% 3.6% 3.9% 20個 14.1% 23.5% 18.0% 13.9% 12.2% 30個 5.5% 25.0% 24.1% 20.9% 14.7% 40個 1.0% 10.0% 11.0% 10.9% 8.1% 50個 0.7% 10.2% 19.9% 26.8% 29.7% 60個 0.1% 2.0% 5.5% 7.8% 8.5% 70個 0.1% 0.6% 1.6% 2.9% 4.9% 80個 0.0% 0.4% 1.2% 2.8% 4.1% 90個 0.1% 0.4% 0.6% 1.1% 4.0%
また、同じく一人暮らしと2人以上の世帯のそれぞれで実際に掛かった費用を次のように出しています。
上記の結果から荷物の量を少なくすることによって、数千円~1万円程度の節約になることがわかります。
すでに引っ越しの見積を出してもらったという人は、これらのデータとご自身の見積金額を比較してみてください。引っ越しする距離などにもよるので一概には言えませんが、これらのデータよりも見積金額が高かった場合、荷物が多いことが原因かもしれません。
2人以上の世帯でも、荷物をたくさん減らすと引っ越し費用を安く抑えることができます。見積金額が思ったよりも高くて困っているという人は、一度荷物の量を見直してみることをおすすめします。
引っ越し前に荷物が減るとメリットが大きい
引っ越し前に荷物を減らすメリットはさまざまです。
引っ越し費用の節約になる
まず、荷物を減らすことが費用の節約になることは言うまでもありません。荷物を減らすと、運搬するトラックも小さいサイズで済むため運搬費用が安くなります。
また、作業員の数も少なくて済むので、人件費も節約でき、費用を安く抑えることができます。
引っ越し後の片付けが楽になる
荷造りをしていると引っ越しするまでのことだけを考えがちですが、引っ越し後のことを考えることも大切です。
引っ越した後には、新居に持ってきたものを荷解きする作業が待っています。しかし、ものが多いと作業が完成するまでにかなりの時間がかかってしまうのです。
引っ越し後は何かと忙しくなりがちですが、荷物を少なくすることによって片付け作業が楽になるため、自身の負担が少なく済みます。
ものを少なくしてスッキリとした新生活を送れる
せっかく新居に引っ越しても、前の家から持ってきたものであふれていれば気分がスッキリしません。
特に本当はいらないものや新居の雰囲気に合わないものまで持ってきてしまい、部屋がごちゃごちゃしていると、せっかくの新生活なのに心の底から楽しめなくなってしまいます。そのため、荷造りをするときには「本当に必要なものなのか」、「新居でも使いたいものなのか」などをしっかり考える必要があるのです。
いらないものはなるべく処分して、気分よく新生活を始められるようにしましょう。
次の引っ越しも楽になる
長い目で見れば、荷物が少ないということは今後の引っ越しのときも楽だということです。
引っ越しの度にイチから荷物を仕分けするのは時間も労力もかかるので、「今後も使うかどうか」を基準にいるもの・いらないものを仕分けると良いでしょう。
荷物を減らす具体的な3つのコツ
荷物を減らすといっても、どのようにすればよいかわからないという人もいるでしょう。
そこで、ものを処分するためのコツを3つご紹介します。このコツを意識しておけば、荷物を減らすことは意外と簡単にできます。
今後使わないことがわかっているものを処分する
もらったけれど趣味が合わなかったプレゼントやパソコン・テレビなど壊れたけれど処分が面倒でしまってあるものなど、今後使わないことがわかっているものは引っ越しを機に処分しましょう。
また、子供が小さいときに着ていた服、使っていたおもちゃ・自転車なども処分できるものは処分した方がよいでしょう。
ただ捨てるのが勿体ないという人は、友人に譲ったりリサイクルに出したりして、今使える年齢の子供に使ってもらいましょう。
「いつか使うかも」と思って残してあるものを処分する
サイズが合わなくなった服や読み終わった雑誌など「いつか使うかも」といった気持ちから捨てずに残してあるものは、今後も使わない可能性がかなり高いです。
新居でも押入れやクローゼットの中にしまうことは確実なため、思い切って処分することをおすすめします。
荷物を少なくするには「今使っているもの」を意識することが大切です。いつか使いたいときが来たら改めて買えば済むようなものは、思い切って処分するというように考え方を変えましょう。
ものに対して優先順位を決める
自分の中でものに対して優先順位を付けることも効果があります。
例えば、本が大好きなのであれば「絶対に本は捨てたくない」と思います。一方、服にあまりこだわりがなく、ワンシーズンしか着ないことがほとんどの場合には「捨ててもいいかな」と思うかもしれません。
このように、自分の生活や趣味の中で「絶対捨てたくないもの」、「捨てなくても捨ててもどっちでもいいもの」、「今すぐ捨ててもいいもの」などに分けると、処分するものが決まってきます。
絶対に捨てたくないものは先に荷造りしてしまい、残ったものの処分を考える方法が簡単でおすすめです。
まだ使えるものは売ってみよう
使わないからと捨ててしまうのは簡単ですが、まだ使えるものは売るのがおすすめです。
ここからはいらないものの売り方についてご紹介します。
不用品の買取・リサイクル業者に売る
引っ越しの準備をしているときは、忙しくてわざわざものを売るために外へ出かける時間はないという人も多いと思います。
最近では、リコマースやバイセルなど宅配便で不用品を送ると無料で買取査定をしてくれる業者もあります。
手間をかけずにお金も得ることができる便利なやり方なのでおすすめです。
買取に対応した引っ越し業者を使う
引っ越し業者の中には、トレファク引越などのように不用品の買取を行っている業者もいます。荷物を少なくしたい人はあらかじめこのような買取に対応した引っ越し業者に引っ越しを使うと良いでしょう。
トレファク引越では、買取分の金額を引っ越し費用から引くことができるので、費用総額を抑えることが可能です。
フリマアプリやネットオークションで売る
フリマアプリやネットオークションを使って自分で売るというのも方法の一つです。
業者に買い取ってもらうと、買取価格に納得がいかないことも少なくないと思います。
フリマアプリやネットオークションの場合は値段を自分で決めることができるため、時間に余裕さえあればおすすめです。
おわりに
荷物の量を減らすことは引っ越し費用の節約になることはもちろん、荷造りの手間を省くことにもつながります。
また、新居に持っていくものを少なくすると、スッキリした気分で新生活を始められますし、今後の引っ越しが楽になるというメリットもあります。
ただ捨てるのではなく、買取業者やフリマアプリ、ネットオークションなどを使えば、不用品をお金に変えることもできるため、引っ越し費用の足しにもなります。
まずは身の回りの荷物が本当に必要なものなのか考え、売れるものがないか探してみてください。そして、気分よく引っ越しを終わらせましょう。
引っ越しとセットでいらないものを買取してもらえる!?
引っ越しに向けて荷造りを進めているけど、いらないものが結構あってどう処分したらいいか迷っている・・・。
荷造りで問題になるのが新居で使わない家具・家電です。購入してから時間が経っていたり、デザインが合わなかったりする家具・家電は引っ越しにあわせて処分したいところですが、タイミングを合わせていちいち粗大ゴミで捨てたり、リサイクルショップに持ち込むのは面倒ですよね。
そんなときに便利なのが引っ越しと不用品の買取・処分を一括で行ってくれる「トレファク引越」です。
トレファク引越では、引っ越しの見積もりと一緒に不用品の査定も行ってくれるため、大きな家電・家具であっても気軽に処分することができます。また、買取してもらった品は、料金から差し引くことが出来るため、引っ越し費用の節約にも繋がります。
引っ越しを楽に進めたい人はぜひチェックしてみてください。